Stage performances by SHINRYU
2012年〜2017年
SHINRYU
〜伝統とモダニズム〜
1,000
ステージ以上を10年間で踏む
30
以上の都市(国内外)でパフォーマンス
22
時間(1日あたり)を稽古に費やした若手の頃
50
人近く出ていた舞台を演出したのは大変だった by SHINRYU
日本の伝統芸能
日本舞踊を坂東流と藤間流に学び、新国劇の流れを汲む正統派の殺陣を学ぶ。郡山の伝統芸能、おかめひょっとこ踊りを郡山の山奥で習得し、乗馬を山梨のラングラーランチで住み込みで学んだ。その後巡業などで腕を磨き、2011年に殺陣師範となる。2014年には自身の流派となる剣舞闘道を立ち上げた。
欧州の技術
2012年から海外のオファーが来始める。2013年にはフランスやオランダなどでのパフォーマンスの機会が増えた。パフォーマンスだけでなく、現地のプロダンサーやパフォーマーたちと切磋琢磨し、空間掌握に関するテクニックや、人や物との関係性の訓練など、舞台芸術の本場ヨーロッパの技術を学んだ。
見つけた共通項
日本と世界、両方に学んだSHINRYU。後に気づいたこと。それは、技術の方向性は違えど、日本の伝統芸の技術とヨーロッパのパフォーマンス技術は本質的に同じだということ。ならば、そこに本物の和洋折衷、伝統とモダニズムは成るということ。
日本と、世界
2017年、SHINRYUはオランダやドイツを拠点に活躍するアーティストや、音楽家たちとステージを共にする。総合演出を担当し、ぶつかり合いながらも、それぞれに全く違う個性を「日本」をテーマにまとめ上げた舞台はオランダで高く評価される。
訓練に裏打ちされた型にとらわれないヨーロッパの自由なパフォーマンススタイル、表現することを心から楽しむ姿勢に、SHINRYUの世界は広がっていくー
〜SHINRYU団体戦〜
オランダ、ロシア、日本など。
演出やプロデュース、パフォーマンスまで。2012年〜2017年の公演記録。
2012年、TEAM SAMURAI 日露友好公演にて(ロシア、サンクトペテルブルク)
2012年5月、在ロシア日本国総領事館主催の日露友好公演は、芸術の都サンクトペテルブルクで開催された。
ロシア側プロデューサーのヴァレンチーナ・カリーニナ氏(露日友好協会副会長、旭日双光章受賞)と協力し、舞台公演を通じたロシアと日本の関係発展に尽くした。
同時開催されたサンクトペテルブルクの高等演劇コンクールでは、SHINRYUがチームリーダーを務めていたTEAM SAMURAIが最優秀パフォーマンス賞を獲得。
SHINRYUは最優秀ディレクター賞を受賞し、ダブル受賞となった。
演劇祭の後、サンクトペテルブルクの若手アクターの登竜門と呼ばれる、シアターアカデミーのマスタークラスでのワークショップなどを開催した。
2012年公演「戦国うつけ絵巻〜若き日の信長」
うつけと呼ばれた若き日から、桶狭間で今川義元を討ち取るまでの物語。
2013年公演 「♠ SPADE」
3銃士がいるなら、3剣士もいる。
江戸時代末期。激動の幕末に揺れる、3人の侍の友情の物語。
2014年公演 「Thank you for all」
そこに本物があれば、和洋折衷は成立する。
美しく混ざり合う。
2017年 Japone公演(オランダ アムステルダム、エンドホーヴェン)
日本の美とは何か。パフォーマンスの自由とは、魂の表現とは何か。
ー 僕がこの舞台にどれだけ心を揺さぶられたか、言葉にするのは難しい ー
Roderick Leeuwenhart (オランダの作家、推理小説の最高賞 Harland Awards受賞者)
〜SHINRYUの世界個人戦〜
ソロパフォーマンス、パフォーマーとしての参加など、2013年〜2015年を抜粋。